1人あたり約4.9ヶ月在任の民進党代表。大塚耕平 新代表で安定か混乱か? – 自社 (ブログ)





去る10月31日、民進党は前原誠司前代表にかわる新代表選を両院議員総会で開催し、新代表に大塚耕平 参議院議員(58)が就任しました。約1ヶ月前の9月28日に、電撃的に希望の党との合流を決めた前原誠司 前代表は、合流後の混乱や総選挙で不振に終わったことに対する責任を取って辞任。代表就任期間は9月1日から10月31日までと、わずか60日でした。

民進党は、民主党に維新の党が合流する形で2016年3月27日に結党されました。その後、蓮舫 元代表の「二重国籍問題」や都議選での都民ファーストの会への「離党ドミノ」、23名中都議選当選者は5名のみ… と、結党からの1年8ヶ月の間に様々な出来事が重なり、代表は現在4人目となります。

今後も、希望の党や立憲民主党との合流が進んでいくのかどうかなど、課題を抱える民進党ですが、これまでの代表経験者を振り返ってみましょう。

「政権交代ある政治の実現」初代代表 岡田克也氏(2016年3月27日〜2016年9月15日)

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岡田氏は三重県四日市市生まれ、東京大学法学部卒業。旧通産省を経て、1990年の衆院選で初当選を果たし現在まで衆議院議員を9期務めています。1993年に自民党を離党後、細川連立政権樹立に参加。1998年の民主党結党後、党政調会長・党幹事長・党代表などを歴任します。2009年の政権交代時には外務大臣に就任。2012年には副総理に就任し、2015年には民主党代表に再び選ばれました。

2016年3月27日の民進党代表選挙では、無投票当選により初代党代表に選出されましたが、結党後最初の国政選挙となる同年7月の参院選で敗北し、9月に行われた民進党代表選には出馬せず代表を退きました。
2017年11月には、民進党常任顧問に再任しています。
岡田氏は「政権交代ある政治の実現」というキャッチコピーを掲げています。

「私は闘い続ける」2代目代表 蓮舫氏(2016年9月15日〜2017年9月1日)

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蓮舫氏は東京都生まれ、青山学院大学法学部公法学科卒業。1988年度クラリオンガールに選ばれ芸能界デビューした後、バラエティー番組、報道番組のメインキャスターを経て、2004年の参院選で初当選を果たし、現在まで参議院議員を3期務めています。2009年の民主党の「仕分け人」として、次世代スーパーコンピュータ開発の予算削減では「世界一になる理由は何があるんでしょうか? 2位じゃダメなんでしょうか?」の発言で一躍有名に。民主党政権では行政刷新担当大臣、内閣府特命担当大臣、内閣総理大臣補佐官を歴任しました。

2016年9月15日の民進党代表選挙では、国会議員・公認候補予定者・地方自治体議員・党員・サポーター投票によるポイント制により2代目民進党代表に選ばれました。内訳は、蓮舫氏が503pt、前原誠司氏が230pt、玉木雄一郎氏が116ptでした。
代表在任中は野田佳彦元首相を幹事長に据えて党内の安定化を図り、森友学園問題などで安倍政権に対する追及を強めました。
蓮舫氏は政策のキャッチコピーとして「教育、教育、そして教育」「次世代に紡ぐ」「私は闘い続ける」「すべての人に居場所と出番のある社会を」をあげています。

「All for All みんながみんなのために」3代目代表 前原誠司氏(2017年9月1日〜2017年10月30日)

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前原氏は京都市左京区生まれ、京都大学法学部卒業、松下政経塾出身です。1991年の京都府議会議員選挙で初当選後、1993年の衆院選で初当選を果たし、現在まで衆議院議員を9期務めています。2005年には民主党代表に就任するも、「堀江メール問題」による党内の混乱の責任を取って、207日で辞任しています。2009年には国土交通大臣、特命担当大臣に就任しています。2010年には外務大臣、2012年には内閣府特命担当大臣に就任。

2017年9月1日の民進党代表選挙では、国会議員・公認候補予定者・地方自治体議員・党員・サポーター投票によるポイント制により3代目民進党代表に選ばれました。内訳は、前原誠司氏が502pt、枝野幸男氏が332ptでした。

前原氏は、キャッチフレーズとして「希望を分かち合える社会へ」「All for All みんながみんなのために」を掲げています。目指す方針は「日本の政治体制の改革」「次世代に負担のない国家運営」、目指す政治家は坂本龍馬、目指す国家は「尊厳ある国家」としています。

「走る、働く、実現する」4代目代表 大塚耕平氏(2017年10月31日〜現在)

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大塚氏は愛知県名古屋市生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業。日本銀行、中央大学大学院客員教授、早稲田大学客員教授を経て、2001年の参院選で初当選を果たし、現在までに参議院議員を3期務めています。2009年には内閣府副大臣に就任。2011年には厚生労働副大臣に就任しています。

2017年10月31日の民進党代表選挙では、無投票で4代目民進党代表に選ばれました。

大塚氏は、キャッチフレーズとして「走る、働く、実現する。もっと前へ、ニッポン」を揚げています。政策として、医療・介護・年金など社会保障、「新成長戦略・日本再生戦略」「総合特区制度・総合取引所制度」「中小企業等金融円滑化法」などに言及しています。

現在も様々な課題を抱える民進党。今後、大塚氏によって安定的な党運営が行われるかもしれませんが、一方で大塚氏が「最後の民進党代表」となる可能性もあるかもしれません。今後の大塚新代表の発言に注目です。












選挙ドットコム編集部

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