憲法改正「残された時間少ない」五嶋清・本紙編集長 カギは「国民投票時に安倍首相人気が高いかどうか」 – 産経ニュース



 「安倍政権をとりまく政治情勢と憲法改正」と題して4日、広島市で開かれた広島「正論」友の会の第9回講演会。産経新聞大阪本社編集局の五嶋清編集長は、「改憲勢力」が衆参両院で3分の2以上を占めていても憲法改正へのハードルがいまだ高いとの現状分析を示した上で、再来年夏の参院選以降も3分の2以上が維持されるとは限らないと指摘。「憲法改正のための動きを急ぐ必要がある」と訴えた。講演の要旨は次の通り。

 北朝鮮をめぐる情勢は、米共和党の幹部が韓国に駐留する米軍兵士の家族を帰国させるべきだと発言するなど緊迫している。北朝鮮が核兵器とミサイルの開発を止めないためだが、なぜ止めないかというと、核兵器による攻撃能力を米国と均衡させ、攻撃すれば核戦争にエスカレートして双方に甚大な被害が生じるため、結果的に戦争が抑止されるという形に持っていきたいためだ。

 しかし今は、まだ米軍の戦力が圧倒的なため、対抗するための核兵器開発を止めることができない。開発の速度は、米軍によるシリア空爆後に加速しており、これは北朝鮮の指導者が「シリアがやられたのは、核ミサイルを持っていなかったから」と考えたのは間違いない。

 この情勢に対して日本はどうすべきか、というと、できることはほとんどない。自衛隊は北朝鮮まで出掛けて戦争をする能力をほとんど持っていないし、すでに実施している経済制裁にしても、中国やロシアが原油をパイプラインで送り続けているため実質的な制裁になっていない。

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